猫はバジルを食べても大丈夫 バジルは栄養豊富な優秀ハーブ野菜!

猫はバジルを食べても大丈夫なハーブ野菜です。有毒ではないですよ♪

猫を飼っているお宅は観葉植物をなかなか飾れないため(毒性のあるものが多い)、見た目もおしゃれなバジルを育てている方もいらっしゃいます。バジルをお家で育てるとサラダや料理にも使えて一石二鳥ですね♪

猫ちゃんによって好みはあるようですが、スイートバジルを猫草のように食べちゃう子もいますよ♪

バジルは栄養豊富なハーブ野菜です。ねこ様がお気に召した場合は、ぜひバジルを猫ご飯に加えてあげてくださいね。

目次

バジル プチ知識

バジルは「シソ科」のハーブ野菜です。バジルはハーブでもあり野菜でもある植物。

主に、「葉・茎・根・花・実」を使って香りを楽しんだり、香辛料として料理に使ったり、薬効がある物をハーブと言い、「葉・茎・根・花・実」そのものを食用にする場合は野菜と言うのだそうです。

その分類方法でいうとバジルはハーブとして楽しむだけでなく、サラダやパスタに入れて食べたりもするので、そのどちらでもあるというわけですね。

バジルには150種もの種類があるそうですが、日本では主にイタリアンと相性の良い「スイートバジル」が有名ですね。

昔は日本ではバジルが手に入らず、有名な老舗イタリアンレストランでは、バジルの代用品としてパセリとシソを使いジュノベーゼを作っていたんだとか。

昨今はスーパーでも「スイートバジル」の他に、「ジェノベーゼバジル」「レモンバジル」「シナモンバジル」なども見かけるようになったのでいろいろなバジルを楽しめますね。

猫ちゃんの健康にも役立つバジルの栄養素 成分

βカロテン

緑黄色野菜に含まれているβカロテンは、強い抗酸化作用で体内の活性酸素を除去してくれます。

活性酸素は、体内に侵入した細菌やウイルスから体を守ってくれる半面、増えすぎると正常な細胞までも攻撃して病気や老化の原因になります。

バジルにも多く含まれている、抗酸化成分の代表選手であるβカロテンは健康には欠かせません。

ビタミンE

ビタミンEにも強い抗酸化作用があり、抗酸化ビタミンとも言われます。

抗酸化作用だけでなく体内でさまざまな働きをする大切なビタミンなので不足しないようにしたい栄養素です。

ビタミンK

ビタミンKは血液凝固が主な役割のビタミンですが、タンパク質の代謝や骨のカルシウム沈着などにも必要なビタミンでです。

ミネラル

バジルにはカルシウムやカリウムなどのミネラル類も含まれています。

ビタミンKと一緒に摂ることで歯や骨の健康を支えてくれます。

シオネールとオイゲノール

バジルの香り成分、シオネールとオイゲノール。

「ローズマリー」や「よもぎの葉」などにも含まれるシオネールは、血の巡りを良くするので、冷え性の改善、ダイエット、高血圧や高コレステロールに効果があります。

オイゲノールには、抗菌作用・抗ウイルス作用・鎮痛作用・防虫作用があります。

猫とバジルオイル

バジルオイルには、アロマなどに使う「精油」としてのバジルオイルと、料理に使うバジルオイルがあります。

近年、「猫に精油やアロマオイルが危ない」と言われるようになりましたが、科学的に信頼できる研究報告などがなく曖昧な状態です。

ですが、アロマなどに使う精油としてのバジルオイルは、香り成分が凝縮されているためとても濃度が濃いものです。

希釈されて薄い状態ではなんともないものでも、濃度が高いと有害になりかねません。万一の有毒性を考え猫ちゃんのいるご家庭では使わないほうが良いでしょう。

料理に使うバジルオイルは、瓶などにオリーブオイルとフレッシュバジルを漬け込んで作るので、猫ちゃんの体に害はありません。

オリーブオイルなどは猫の健康にも役立ちますので、料理用のバジルオイルで手作りごはんを作ってあげるのも良いでしょう。

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まとめ

猫ちゃんにとって安全なハーブはバジルの他に、「カモミール」「ローズヒップ」「キャットニップ(西洋またたび)」や、和ハーブである「シソ」などがあります。

これらのハーブは猫ちゃんにとっても「癒やし」になるので、機会があればぜひ取り入れてみてくださいね♪